鯉のぼりを揚げる時の注意
○鯉のぼりを長い間変わらず使って頂くため、風の強い日・雨の日・夜間などは出来るだけ鯉を降ろしておかれる事をおすすめします。
○掲揚時の鯉と鯉の間隔は、鯉のぼりの口輪の直径の2倍半を目安にして、ロープにつなげて下さい。
○鯉のぼりを取り付ける順番は基本的に、上から吹流し・黒鯉・赤鯉・ブルー鯉です。
○風速10m以上の強風の時は、鯉のぼりやポールを痛めることにもなりますので、掲揚はおやめ下さい。
鯉のぼりのお洗濯
○鯉のぼりに汚れがついている場合には、少量の台所用洗剤に軽くつけた後、手ですすぎ、よく乾燥させて下さい。金箔や金シール部分はブラシ等でこすらないで、軽く押し洗いをお願いします。
○漂白剤の入った洗剤及びドライクリーニングは、
絶対ダメ!!
鯉のぼりのしまい方
○酸性雨などの影響で汚れジミがついて鯉のぼりを傷める場合もありますので、シーズン終了後はできるだけ洗濯をされ保存して下さい。
○雨で濡れた鯉のぼりを十分乾燥させないでビニール袋に入れるのは、鯉のぼりを傷める(白地に色移りの)原因となりますのでご注意下さい。必ずよく乾かし、きれいに折りたたんで箱に入れ、湿気の少ない場所に保管して下さい。
○ポールなどは汚れを落とし、乾いた布でよくふき、矢車や滑車などには油をさしてからしまって下さい。
鯉のぼりの寿命
○鯉のぼりの素材は主にナイロン製かポリエステル製です。ポリエステル繊維の鯉のぼりは特別の圧力(3kg140℃・35分)をかけ、高温で蒸しができ発色定着していますので、5年~8年程度は色あせないで使えます。
○定着処理(1kg115℃・40分)をしたナイロン繊維の鯉のぼりは、3年程度で色あせが始まることもあります。
○どちらの素材も使用状況・環境によって耐用年数は異なります。